くじら料理

ということで、新潟市内の料理店に単身乗り込む。くじらは好き嫌いが結構出る食材なので私自身はこの店にはフラっと一人で行くことが多い。ここは老夫婦でやっている店で、行った時には店にお客が誰もいなくて、奥の部屋で夕食を取っている最中だった。メニューを見て標準的なコース料理プラス珍品五品盛のセットを頼む。
最初に出てきたのは軟骨の松前漬、軟骨のめんたい和え、脂身の味噌漬け。これで舌慣らしをしたところでベーコン、さえずり(舌)、赤身の刺身三点盛り。さえずりはとろけるようで絶品。赤身のもちもちっとした感触もまた良し。
その次に、皮の酢味噌和え、脂身ときゅうりの和え物、竜田揚げなどをいただき、最後に珍品五品盛が登場。もうひたすら堪能。お酒はビール1本と〆張鶴生酒を飲む、んまい。
〆めでくじらの味噌汁をいただき、お勘定は8300円。これを高いと見るか安いとみるかは価値観の問題ですが、多分、東京で同じくらい食べると倍は取られそうな気がする。渋谷の店に行ったこともあるけど、竜田揚げの量の少なさに絶句した覚えがあるので、単位量当たりだと更に違うかもしれない。当分食べなくてもいいや、というくらい食べたけど、今度は尾の身の刺身を食べに行こう。