ししゃのおごり(グロ注意)

 9時過ぎに自宅に着いたら、車庫の前に黒い手袋のような物が落ちていた。何かなと車を降りたら
 黒い子猫。呼んでみたが返事はない。ただのしかば(ry
 区役所に電話する。当番らしいおじさんが出て、道路の脇に置いておき明日清掃センターに回収の依頼をするようにとの返答。仕方がないので箱と新聞紙とスコップを用意して回収作業に取りかかる。何とか箱に収め新聞紙を乗せて箱を閉じ合掌。後は明日電話すれば片付く。
 翌朝、箱が隣家で話題になったとのことで親が顛末を説明した。そこで隣家の人から帰ってきた言葉は「何も入っていないですよ。」だったとのことで、親が件の箱を持ってきた。
 そんな馬鹿なと思ったが、箱を持つと重みで分かるが確かに空っぽ。一瞬、自分の妄想だったかと思ったが、箱には痕跡が残っていたことで幻ではなかった。生き返るはずがないのになあ。不思議だ。