インターハイバスケット男子準決勝

davide2006-08-06

 猛暑の中、なんばの大阪府立体育館へ。午前中の女子は桜花と中村が勝ったらしい。決勝は伝統の2校となった。
 さて、男子の準決勝1試合目は新潟商業対洛南。実力はどう見ても洛南が上、新潟がディフェンスでどれだけふんばれるかがポイント。準決勝4校の中で公立・地元選手だけで固められているのは新潟商業だけ、何とか頑張ってもらいたいが。会場に着いてら前半が終了していた。時間を間違えた。スコアは55対49で洛南リード。まだまだわからない点差だ。
 後半がスタート。新潟商業のシュートが不正確な上、インサイドを支配されオフェンス・ディフェンスともリバウンドが取れない。でようやく得点を入れたのが3分も過ぎたあたり。まだ、5ゴール差なのでこのままついていけばと思ってたら、6分過ぎから終了まで1点も入らない。新潟商業プレスをかけるも、反則が重なり洛南にFTを次々と謙譲。第3クォーター終了時で9ゴール差。事実上勝敗が決まってしまった。私が見に来たとたんにこんなゲームになるとは私は敗北の使者か?第4クォーターは洛南は淡々とゴールを重ね、新潟商業はしゃかりきになって空回り。最後洛南はスターターをベンチに下げる余裕の采配。最終的には100対77で洛南が決勝進出。新潟商業は健闘の4強進出だったが、最後は地力の差が出た感じ。
 準決勝のもう1試合は延岡学園対北陸。何といっても延岡のφ、もといファイ。2mで動きも早い。ダンクを決めるたびに場内が沸く。一人NBA状態。試合は第3クォーター終了時に延岡の4点リードだったのが、動きの落ちない北陸が逆転し7点差をつけ、追いすがる延岡が最後に3Pを狙うが外れ終了。最後まで応援団ともども元気一杯だった北陸が二連覇を目指した延岡学園を振り切った。北陸82 延岡79。好試合だった。
 試合の最中、私が座っていた席の周りになぜか洛南の生徒が座り出し、私の隣にはエースの湊谷安玲久司朱くんがアイシングをしながら座った。ベルギー人の血が入っているそうだが、なかなかのいい男だった。