QBC2

davide2006-02-25

 前回開催された時は寝台車で大阪に来て参加したこの大会、今回は吹田で開催とご近所さん。思えば遠くへ来たもんだ。
 翌日の企画の準備で1時からずっと起きていたためか、頭がボーっとしながら10時20分頃家を出る。何を考えていたのか阪急の南方駅に行ってしまい、10分に1本しかない普通電車に乗車。淡路や相川辺りで特急・急行の通過待ちをしてどんどん時間が過ぎていく。何とか11時前に正雀駅に到着、奪取で会場を目指すがそれらしき建物が見当たらない。大きな建物が見えたので向かうと薫英女子短大*1orz、おまけに自分のいる場所が摂津市であることに気がつく。その間にも皆さんから「今日は不参加ですか」というメールがばしばし入ってあせる。とりあえず駅まで戻り地図を確認、後ろから同じ境遇の方も何人かいてちょっと安心。何とか会場に到着。
 会場のドアを開けると皆さんの視線を痛いほど感じる。ステージ前で受付を行い、逃げるようにモンキーズの集まる席へ。息も整わないうちにオープニング。MCの方のマイクの音がこもっていて聴きづらい。で、ペーパー。問題の構成は前回とあまり変わらないように感じたが、ぽろぽろと答えがこぼれていった。答えがスパッと出てこなくて、選択肢だけがずるずる出てくるけど不正解という問題が多かった*2。終了後、駅の反対側の旭川ラーメンのお店へ。戻ってきてから改めて周辺を見ると、よくこれだけ集まったなあと感心させられるくらい人がいる。東京、名古屋、大阪のみならず、岡山、福岡、新潟などなど。

  1. 午後からペーパーの結果発表。1位はマツヲ。難問杯に続いての1位。ペーパーも生活も安定度が高止まっている。以下、KingTower、おクイズさん、安本、馬助、nobori、大村の各氏。ここまでの7人が一気に3rdステージまで駒を進めた。
  2. 1stステージ ペーパー51位以下が参加する下克上クイズ。1○1×の早押しクイズを行い12名勝ち抜けたら、ペーパー上位者が加わって1○1×で12名勝ち抜け・・・を行い、最終的に5名が勝ち抜けるというもの。その5名の中に49夫人、キリリンの両名が入り、モンキーズ大いに沸く*3
  3. 2ndステージ ペーパー8位から31位の24人が31位から55位までの24人から抽選で選び、3○2×かつ同時に6組が対戦する中で勝ち抜けは5人までという厳しいもの。抽選はまさに運不運があり、ここで消えるのがもったいないプレイヤーが次々と沈むなど悲喜こもごもだった。

 (第1組)為季、豊田(治)、津田、UNO、山下の5名が勝ち抜け。M瀬先生、久栗、49夫人*4、Chattertonは不運な敗退。また、中野さん、光山さんはわざわざ関西まで遠征に来て対戦する羽目になり、中野さんが3○したものの最後は勝ち抜けできず。こちらは二重に不運。
 (第2組)ムレ、ham帽。Bikky、Whatever、私の5名が勝ち抜け。ここでは、WhateverさんとZUKAさんの同期対決が好勝負だった。同期ということで厳しい戦いの中でも当事者同士は楽しんでいる雰囲気が感じられた。ZUKAさん惜敗。キリリンはham帽さんと対戦、ここまでスポーツ問題を取って勝ち上がってきたキリリンだったがスポーツ問題ははham帽さんのテリトリーでもあり、相手が悪かった。私はというと「壬申の乱」「長岡半太郎」「モリエール」を答えて何とか勝ち抜けたものの体調がいま一つ。この後も保つのか、体力。
 (第3組)西、akazukin、Cateau、バーソ、ODAの5名が勝ち抜け。ここでは何と言ってもPonteveccio対akazukinのモンキーズ直接対決、よりによってここで起こらなくても。ODAさんは榊原さんと昨年12月のQRCに続いて対決*5
 (第4組)阪本、こまさん、石貫、プロ、モグモグの5名が勝ち抜け。ここではマギーがリーチをかけながらも福岡の阪本さんに連取されて敗退、今回は誰も怪しいと思わないうちに敗退してしまった*6

  1. 3rdステージ シード7名と2ndステージ勝ち抜けの20名、計27名が3コースに分かれてのコース別クイズ。

 A「W Cross」全体を3セットに分け、それぞれのセットでの得点の乗数の大小により勝敗を決定する。前回もあったコースだが今回は若干形式が変わり、参加者が正解又は誤答した時点で次のセットに移行することが可能となった。ここはCateauさんが無人の野を行くように正解を上げてポイントを稼ぐ。赤頭巾最後まで食い下がるも、最後はKingTower・ham帽の2名が勝ち抜け。 
 B「Burnout Guys」前回の早押しボードに変わって登場、アタックサバイバル形式で、減点が三択クイズの正解数によって決定される。いかに多く正解するかというより、三択で正解して減点幅を少なくするかがポイント*7。ここは、おクイズさん、安本、馬助の3名が勝ち抜け。
 C「GateKeepers」2問正解で多答に挑戦。他のプレイヤーと答えが重複しなければ勝ちぬけとなる、前回と全く同形式のクイズ。ここに参加していたが、最初の10問くらいボタンが点かずかなりあせる。挙句「アメリカ50州の旗で唯一ユニオンジャックが描かれている」(ハワイ州)と「胎児期にある指の水かき」(アポトーシス)を誤答。あっという間に逆リーチ。ということで私自身は何もせず終了してしまった。勝ち抜けはマツヲ、nobori、為季の3名。
 フヌケ三銃士は全員準決勝に進出した。
 準決勝。ここまではペーパー上位が順調に進出。そのメンバーはマツヲ、KingTower、おクイズさん、安本、馬助、nobori、為季、ham帽、Cataeuの各氏(ペーパー成績順)
 形式は9人がまずステージ下段に位置し、そこで2問正解するとABCの三つのうちどれか1つのブロックに入り、そこで5問正解すると勝抜け。
 A→ham帽、馬助、為季の三人が全員失格リーチをかける中、為季さんが最後に残り二人を振り切る。
 B→おクイズさんが手綱を持ったままで勝ち抜けた。
 C→Cateauさんがまさかの失格。安本・noboriの両名がダブルリーチを掛け合う中、最後の1問をnoboriさんが答え、決勝にお登りさんに。
 決勝。形式は±1で10ポイント先取。戦いが始まるとおクイズさんが優位に歩を進める。為末・noboriが誤答で足踏みをする中、一人順調にポイントを伸ばす。結局「ブミプトラ」でおクイズさんが優勝。全く危なげなく手綱を持ったままという印象だった。
 最終結果 おクイズさん10 nobori 5 為季 2
 表彰式でチャンピオンベルトを渡されるおクイズさん。私の席周辺の人間は「ベルトで殴打だ」と往年のプロレス御馴染みの光景をリクエスト。それに応えてベルトで相手の脳天をバンバンとやるはずもなく、つつがなく表彰式は終了した。
 終了後は椅子をお片づけして、これまた飲み会をパスするpontevecchioさんと岸部駅へ。新大阪駅で夕食を食べて自宅で仮眠。11時頃から起きだして、例会準備と回転の観戦。1回目に皆川が3位、佐々木もトップと1秒差と絶妙な位置につけたので大喜び。キーボードを打つ手を止めてしばし見入る。

*1:とても2分では着かない場所だったが

*2:ベルヌが出ずに、バーゼルジュネーブローザンヌしか出ない始末

*3:スタンディングオベーションなど騒がしくしてすみません

*4:先にリーチをかけての惜敗

*5:あの時は7○3×でしたが

*6:前回、マギーの準決勝での敗退の弁が「あまり勝ち過ぎると怪しいと思われるので」だった」

*7:そんなことはみんなわかっているから、三択問題もわかりそうでわからない微妙な難易度だった