めでたい

davide2005-11-03

noboriさんの結婚式と披露宴が大安の良き日に神戸市内のホテルで開催された。いつも例会でお会いしている面々がホテルのロビーに集合。こういうフォーマルな服装の皆さんを見るのもまた新鮮。チャペルのある3階に移動したら、式場ラッシュのためあちらにもこちらにも新郎新婦が。勝手に第1号、第2号などと命名する。そうこうしているうちに主役の2人も登場、花嫁さんが本当にきれいで、ウェディングドレスのがさらにその美しさを引き立たせていた。男だけでなくpontevecchioさんや49さんからも「上玉だ」との声が上がった。
 まず、ホテル内のチャペルで挙式。牧師さんにより厳かに進行される中、言葉が棒読みに近いnoboriさん。「誓いますか?」という問いに対する「はい、誓います。」という返事も声がひっくり返って緊張ありあり。「カリ城」の薬飲まされたクラリスの様だった。指輪交換の時にリングピローが登場*1、すかさず私が小声で「リングピローだ」と反応、見ると前でもひそひそやっている。というのも例会で新郎がこれを出題していたからである。つつがなく式も終わり、ルーフバルコニーでフラワーシャワーを。noboriくんのあれだけ幸せそうな顔を見るのは初めてだ。人生最良の日だからそれも当然だが。
 さて、披露宴。着いたテーブルにはpontevecchioさん、M禮さんの他は阪大クイズ研究会の同期の方々が。pontevecchioさんにご紹介いただく。同期の皆さんはクイズからも離れ普通の社会人として生活されているとのこと。私のように社会人になってからこの道に入った者とは対照的だなあ。披露宴には仲人がいなかった。司会のあいさつの後、新郎新婦入場、紹介、来賓あいさつと粛々と進行される。少し驚いたのは兵庫県井戸知事の色紙が届いていたことである。兵庫県の方に確認したら、県職員の結婚の際には知事の色紙が届くことになっているらしい。ちなみに法務省にも大阪府にも京都市にも新潟県にもそういう慣習はない。
 友人祝辞。トップはばあばらぶうさん。始まる前からかなり緊張していたが、スピーチの内容は途中ちょっと盛り上げて最後はうまくまとめていた。本人は少々納得いってなかったようだったが、その後の新婦側のスピーチと内容がコラボしていたのにはびっくり。その後お色直しで新郎新婦が退席。その間に何と新郎出演の「クイズミリオネア」が上映された。初めて見たのだが、お母さんが楽しい方だわ、100万円までにライフライン全部使ってしまうわ、彼女いない歴27年とでるわ、見所満載だった。これを披露宴で披露するというのもすごいことだ。その後、お色直し、キャンドルサービス、祝電の披露があった。O畑さんからお祝いの言葉の後、「さて問題です『婚姻は両性の合意のみに基いて成立する』というのは憲法第何条でしょう?」という文面の祝電がありウケつつも考えてしまった。
 余興が始まる。メイン司会をMヲくんが務めるという、その内容はクイズ大会。早押し機が並ぶ披露宴があるなんて!各テーブルから一人ずつ新郎新婦が選んだ代表が出た。うちのテーブルからはpontevecchioさん。他のテーブルからもnoboriさんの上司の方や、叔父さん、弟さん、新婦の弟さんなどが出場。さて、クイズ開始。問題はきわめて普通のクイズ問題で、「特異日」「黒田慶樹」「上げ棟」「メンデルスゾーン」などアタック25放送レベルの問題を参加者の皆さんさくさくと正解していくので正直驚いた。結局、noboriさんの叔父さんが優勝された。
 余興も終わり、いよいよ両親への花束贈呈・あいさつとクライマックスに。大号泣が見られると思ったら全くそんなことはなく、最後までさわやかな披露宴だった。終了後、お疲れの新郎新婦としばし歓談。noboriさんがいきなり「9時から楽しみにしているテレビがある」とか言い出したので、みんなが「初夜なんだから」とちょっとお説教を。家へ着いたらnoboriさんからお礼と「緊張&疲れた」との感想が入ったメールが届く。メールを打つ指があったら・・・(以下自粛)。
 彼の人柄の良さ、気の遣い様がよく感じられた1日だった。幸せな家庭を築いてください。おめでとう!

*1:リングピローは新婦の手づくりとのこと。